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2024-12-18
HubSpot

Content Hubとは?マーケティングに強いCMS機能や導入のメリットについて解説

この記事の概要

  • HubSpot Content Hubの概要がわかる
  • HubSpot Content Hubの特徴や、導入のメリットを知ることができる
  • HubSpot Content HubのAIを活用する場面がわかる
  • HubSpot Content Hubの料金プランを知ることができる

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HubSpot Content Hubとは?

HubSpot Content Hubは、米国のHubSpot社が提供するAIを搭載したクラウド型CMSです。Content Hubは2024年3月までCMS Hubという名前で提供されていましたが、同年4月から「Content Hub」へと名称変更され、AI機能の強化を含む高度なコンテンツマーケティング支援機能が追加されました。

CMSとはどのようなソフトウェアか?

CMS(Content Management System:コンテンツ管理システム)とは、ウェブサイトやデジタルコンテンツを効率的に作成、管理、更新するためのソフトウェアプラットフォームです。通常、ウェブサイトを構築する際にはHTMLやCSSなどのプログラミングに関する専門知識が必要となりますが、CMSでは、特別な知識を必要とせずに、直感的な操作でウェブコンテンツを管理できます。また、一般的にCMSは以下のような特徴を持っています。

● 直感的に操作できるインターフェース

CMSの管理画面を通じて、ドラッグ&ドロップや簡単な入力フォームでページの新規作成や編集を行うことができます。

● テンプレートによる効率化

あらかじめデザインテンプレートが多数用意されているため、統一感のあるウェブサイトを簡単に構築できます。

● コンテンツの分類と管理

記事やページ、コンテンツをカテゴリやタグなどで整理し、効率的に管理できます。

● ユーザーごとの管理

CMSには複数のユーザーを登録することができます。

それぞれのアクセス権限を適切に管理(制御)することで、チームでウェブサイトを運用することが可能です。

● 拡張性

プラグインやモジュールを追加して、機能を柔軟に拡張できます。たとえば、SEO支援やソーシャルメディア連携などの機能を簡単に追加できます。

● マルチデバイス対応

近年のCMSにはレスポンシブデザインやモバイル対応の機能がはじめから組み込まれており、スマートフォンやタブレットの画面でもウェブサイトが適切に表示されます。

HubSpot Content Hubは上記のような標準的なCMSが持つ機能の他に、AIによる支援機能やCRMとの連携機能を持っています。次章からはHubSpot Content Hubが持っている機能と、その特徴について説明していきます。

豊富なテンプレート

マルチデバイス対応

HubSpot Content Hubの機能や特徴について

HubSpot Content Hubは、企業のコンテンツマーケティング活動を効率化し、パフォーマンスを最大化するためのコンテンツ管理システムです。特に、マーケティングやセールス、カスタマーサポートといった複数の部門が統一されたプラットフォーム上で連携することを可能にした設計が特徴となっています。Content Hubは、ウェブサイトやブログ、ランディングページの作成・運用を一元管理できるだけでなく、SEOやリードジェネレーションを強化するツールも備えています。加えて、HubSpotのCRM(顧客関係管理)と連携することで、よりパーソナライズされたユーザー体験の提供が可能になります。以下、HubSpot Content Hubが持つ特徴的な機能について説明します。

● 直感的に使えるウェブサイト構築のためのインターフェース

HubSpot Content Hubは、コード知識やウェブに関わる専門知識が少ないユーザーでも直感的に使えるインターフェースを実装しています。ウェブサイトやコンテンツの編集は基本的にドラッグ&ドロップで簡単に行えるため、プログラミングの知識がなくても容易に、そして迅速にウェブページを作成することができます。またビジネステーマに合ったデザインテンプレートが豊富に用意されているので、統一感を持ったウェブサイト構築も可能です。

● AIによるコンテンツ制作支援

AIによるコンテンツ制作支援は、HubSpot Content Hubの大きな特徴の一つです。詳細は後半の「HubSpot Content HubによるAI活用術」で説明しますが、AIを活用してブログ記事のアイデア出しやアウトライン作成のサポート、また既存のコンテンツを他の形式(SNS投稿や広告など)にAIが変換する「コンテンツリミックス」機能などが提供されています。

● SEOの最適化

HubSpot Content Hubには、検索エンジン対策に必要な分析機能や改善提案機能が組み込まれています。この機能がSEOに関する改善点を優先度順に提示し、検索エンジンの評価向上を支援します。GoogleSearch Consoleとの連携により詳細なパフォーマンス分析も可能なので、検索エンジンでの上位表示を目指したコンテンツ制作をスムーズに行えます。

● パーソナライズ

HubSpotのCRMと連携し、ユーザーの属性(企業名や姓名、コンタクト担当者、メールアドレス、等)や行動に基づいてコンテンツを個別に最適化できます。これにより、各ユーザーに対して関連性の高い情報を提示することが可能となり、有益なユーザー体験を提供できるようになります。

● 多言語対応

HubSpot Content Hubには、AIを活用してページや投稿を他言語に自動翻訳する機能があります。この機能を使えば既存のコンテンツを他言語に翻訳することができるので、グローバルなウェブサイト構築とコンテンツ展開が可能になります。

● ABテスト機能

同じURLで2つのバージョンのウェブページを比較し、どちらがより良いパフォーマンスを出しているかを分析できます。AとB、2つのバージョンを比較することにより、最も効果的なページデザインやコンテンツの構成を見極められます。また、ウェブサイトやブログのパフォーマンスをリアルタイムで追跡するツールも備わっているので、マーケティング活動の効果も詳細に分析できます。

多言語対応

HubSpot Content Hubを活用するメリット

上記のように数々の特徴を持つHubSpot Content Hubですが、このツールを活用することでどのようなメリットが生まれてくるのでしょうか?

● コンテンツの一元管理による効率化

コンテンツの作成から公開、分析までの全工程を1つのプラットフォームで管理できるため、ウェブサイトの効率的な運用が可能になります。

● マーケティングROIの向上

SEO対策の最適化やパーソナライズ機能により、ターゲット層へのリーチ力が向上し、コンバージョン率や売上の向上が期待できます。投資に対して総合的なコンバージョン率が上がれば、ROIも向上します。

● 高いユーザーエクスペリエンス

統一感のあるウェブデザインとカスタマイズ性を兼ね備えたWebサイトが簡単に作成でき、ユーザーに快適な顧客体験を提供できます。

● チーム間の連携強化

HubSpotの他のツール(CRMやセールス、マーケティングオートメーション)と連携することで、情報の共有や部門間の連携がスムーズになります。

 

HubSpot Content Hubは、コンテンツ制作から顧客管理までを一元化し、効果的なマーケティング活動を支援する強力的なツールなのです。

直感的に使えるインターフェース

HubSpot Content HubによるAI活用術とは

HubSpot Content Hubは、AI機能の導入により従来以上に効率的で精度の高いマーケティングを可能にしています。Content HubのAI機能は、具体的には以下のような場面で活用できます。

● 自動コンテンツ(記事)生成

AIはキーワードやトピック、適切なプロンプト(指示)に基づいて、記事の構成や内容のアイデアを提案します。その提案内容は、SNS向けのアウトライン生成やブログ記事のアイデア出し、タイトル作成、記事の執筆にとどまらず、メタディスクリプションの生成や文章の校正・改善にも対応しています。この機能を活用することで、コンテンツ制作にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。

● コンテンツリミックス

コンテンツリミックス機能は、ウェブサイトやデータベースに保存されている既存のコンテンツを活用し、異なる形式や用途に変換することで、効率的にさまざまなマーケティング資産を生成できる機能です。たとえば、過去に作成したブログ記事やランディングページ、メールコンテンツなどを元に、新しい形式のコンテンツを作成することができます。また、既存のコンテンツを異なる形式に変換し新しいコンテンツとして再利用することもできます。過去のブログ記事をSNSへの投稿記事に変換したり、ランディングページの内容から 広告コピーなどを生成したりすることもできるので、一から新しいコンテンツを作る手間を省けます。

● ブランドボイス

ブランドボイスとは、企業やブランドが顧客や市場に向けて発信する際の一貫した「トーン」や「ブランディング」のことを指します。残念ながらまだ英語版のみの機能ですが、ソーシャルメディアやEメール、ブログなどのコンテンツを、AIがブランドボイスの個性とトーンに合わせてくれます。ブランドボイスは、顧客とのつながりを深め、ブランドの認知度や信頼感を高めるための重要な要素ですから、今後、日本語への対応を期待したいですね。

HubSpot Content Hubの料金プラン

HubSpot ContentHubは3つの料金プランを提供しており、事業規模や展開するマーケティングの規模に応じて選択することができます。

 

Starter

小規模なサイトでマーケティングを始める場合や、HubSpot ContentHubを試したい場合に最適なプランです。基本的なContent Hubの機能は使えますが、ウェブサイトとランディングページ合わせて最大30件まで、ブログ記事が10000件までに制限されるなど、制約事項もあります。金額は年額一括払いで月額1,800円からとなっています。

 

Professional

小規模から中規模サイト向けのプランです。Starterに設けられていた制限が大幅に緩和され、高度なSEO対策機能や分析機能、AI機能のほとんどが使えるようになります。金額は年額一括払いで月額54,000円からとなっています。

 

Enterprise

大規模サイト、もしくは大企業向けのプランです。Content Hubのすべての機能が使え、極めて効率的なコンテンツマーケティングを展開できます。金額は年額一括払いで月額180,000円からとなっています。

 

なお、HubSpotContent Hubは各プランに無料トライアルを用意しているため、導入前に各機能を試すことが可能となっています。

HubSpotのEメールテンプレート機能で営業・マーケティングを効率化

本記事では、HubSpotContent HubのCMS機能や導入のメリットについて解説しました。HubSpot Content Hubは効率的なコンテンツ管理を実現し、マーケティング戦略を強化するための強力なツールです。直感的な操作性やSEO最適化機能、パーソナライズ機能、そしてAI活用による自動化は、効果的なコンテンツマーケティングを実現し、貴社が競争優位を築くのに役立つことでしょう。導入を検討している企業は、無料トライアルを活用し、自社のニーズに合ったプランを選ぶことをおすすめします。

 

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