・Accout Engagementの条件付き完了アクションの新機能について
・新機能の追加で便利になった点
・複雑に設定していた振り分け処理をシンプルに改修する事が可能に
代表の永井です。お客様の仕事にかまけてブログの更新を少しサボっていました・・・
日常週間的にアウトプットする癖が抜けてしまうと、もう一度習慣付けるには最初から始める以上の努力が必要になる、というリバウンドしたダイエットを再開するような気持ちでこれからしばらく更新を続けていきたいと思います。
まずは1発目、ちょっと軽めのAccout Engagement (旧Pardot)の条件付き完了アクションの新機能についてご紹介させていただきます。
Summer’ 22(2022年7月頃)にリリースされた新機能ですが、地味に今まで面倒だった処理が改善されています!
これでもう、あんまり意味の無いオートメーションルール(Engagement Studio)が不要に!
・「問い合わせ種別の選択肢の値に応じて別々のスコアを付ける」
・「複数申込日を受け付けるセミナーフォームで申込日に応じて別々のリストに振り分ける」
・「メールのクリックしたリンクに応じて別々のスコアを付ける」
これ、実はこれまでのPardotでは「出来なくはないけど、設定するにはちょっと手間がかかる」作業でした。具体的にはフォームやメールの完了アクションではリストの追加など、オートメーションルールのトリガとなるアクションだけ設定し、フォーム通過後に改めて別で設定するオートメーションルール(またはEngagement Studio)によりそれぞれの値を元に条件を分岐させて処理を行う、という処理が必要でした。
例えば、お問い合わせフォームで「お問い合わせ目的」という項目に「資料請求」と選択されていればインサイドセールスチームにエスカレーションさせる、「詳しく話を聞きたい」と選択されていればフィールドセールスチームにエスカレーションさせる等、ごく一般的に考えられる処理でも1つのフォームだけでは完結せず、フォーム、リスト、オートメーションルールなど複数の処理を設定する必要がありました。
リリースした「条件付き完了アクション」を使えば完了アクション設定画面で「条件グループ」を指定するだけで指定する事が可能です。
条件グループは振り分けたい条件ごとに作成するため、複雑な条件を指定するような場合は条件グループの数を沢山作成する必要がありますが、これを設定する事でこれまで複雑に設定していた振り分け処理をシンプルに改修する事が可能になります。
まだこの機能試していない方はぜひお試しください。